弊社が金物製作を担当している「フラワーメリーゴーランド」に関するニュースをご案内します。
2019年05月30日、東京都葛飾区とパナソニック、かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会の3者は太陽光発電によって自動で水やりを行う立体花壇「フラワーメリーゴーランド」に関する技術協力について協定を締結しました。
日経 xTECH
ニュース 太陽光で水やりする「フラワーメリーゴーランド」、葛飾区が設置へ パナソニックが暑熱対策のミスト機能で技術協力(2019/06/06)
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/060612255/?ST=nxt_thmdm_realdev
ミスト機能付きフラワーメリーゴーランド試作機
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/060612255/?SS=imgview&FD=228633309
技術協力について協定を締結
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/060612255/?SS=imgview&FD=229556830
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また「読売新聞(江東版)令和元年・2019年06月04日」にも上記内容が記事として掲載されました。
(以下要約)
「フラワーメリーゴーランド」とは…
地元企業・団体などが参加する「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会」が新規に開発した立体型花壇のことです。
太陽光パネルで発電した電力でポンプを動かす自動潅水装置を備えており、花壇を低コストで導入し、運用面でもコストを抑えつつ維持・管理できます。
フラワーメリーゴーランドは、既に2017年04月より区内の道路や公共施設、イベント会場などに設置済です。
東京都立農産高等学校が中心となり、水やり量や肥料の濃度、花を立体配置した場合の育成状況などの実証実験を進めています。
今回の協定では、暑熱対策として「フラワーメリーゴーランド」にパナソニック製のミスト装置を追加し、夏の公共空間を快適に過ごせる環境の構築を目指す…というものです(ミスト装置の電源供給:既設の太陽光パネルとは別系統)。
05月30日に行われた葛飾区長の定例記者会見では、ミスト機能付きフラワーメリーゴーランドの試作機を公開しています。
区では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなど国際大会会場への設置を目指すとしています。
機能・スペック概要
・高さ1880×直径900mm
・フラワーポットを104個(13列×8段)設置可能
・360度手回し可能、均等に日光を当てられる。
・出力12Wの太陽光パネルを搭載し、季節や植物に合わせて潅水時間を調節できるプログラムタイマーを装備。
・貯水タンク容量:約200L